完成品　→　Revell 1/72 Tpz1 FuchsA4#1
Revell 1/72 Tpz1 FuchsA4箱絵 ドイツRevellの新製品「フクス」です。
去年の夏ごろにリリース予定をキャッチしていた製品で
レオパルト1A5、マルダー1A3につづく現用独軍車輌です。
前２作と同様、自社1/35キットのスケールダウンのようですが
その出来は素晴らしく、パーツ分割が過剰ながらオススメのキットです。

ドイツRevellは現在「まともな」プラキットの新製品を「継続的に」
リリースしてくれる唯一のメーカーであり、今後の動向に期待がもたれます。


Revell 1/72 Tpz1 FuchsA4資料本 今回用意した資料はこちら。
CONCORD社のMINI COLOR SERIES「GERMAN Wheeled Fighting Vehicles」です。

キットのリリースが確実視されていたゆえ、９９年末の段階で購入していました。
フクスに特化した資料ではありませんが掲載量は一番多く、ディティールの判別できる
写真多数のほかに1/35の増加装甲（Up-armored）タイプの４面図も収録されています。
バリエーションについてはレーダー車、指揮通信車、NBC車、救急車など各種のものを
複数の写真で紹介しています。（実車は79年12月より配備が開始されています。）

ほかに資料としてはPANZER誌の８６年１０月号を用意しました。
「TPZ.1とVABを比較する」と題された記事があり、フランスの４X４装甲車「VAB」と比較
しながら、開発経緯・構造・バリエーションについて記述がなされています。
折込で４図面も収録されています。
日本語で読める数少ない資料として、今なお存在意義は大きいでしょう。

Revell 1/72 Tpz1 FuchsA4パーツ１ ミニスケールAFVとしては多めのパーツ構成となっており、期待が高まります。
この感動をお伝えしたくて？、パーツをスキャナーでとってみました。

細かいパーツのほとんどは「足回り」のパーツです。
6X6の足回りをリアルに再現するために、過剰なパーツ分割がされています。
また各部のモールドも繊細かつカッチリしており、車体上部のルーバなども
ドライブラシのし甲斐があります。付属の車載機銃MG3は
同社のレオパルト1A5に付属のものとは若干表現は異なるものの
「サイズ」は一致しており、ジオラマなどで並べて置いても違和感はありません。

なお車体パーツの全長は95.25mm、全幅41.6mm、高さ22.4mm
（タイヤを除いたボディ最高部）で、段差はあるものの内部は中空です。
→　こみやさん、こんな感じのデータでよろしいでしょうか？


←画像をクリックすると大きなサイズで見られます。（ファイルサイズ：69KB）

Revell 1/72 Tpz1 FuchsA4パーツ２ タイヤと小物パーツ、デカールです。

タイヤのパーツ構成はブロックパターンを再現するために外、中、内の
3分割です。組み立て後もパーティングラインが目立ちません。

デカールは現行の戦闘工兵部隊のマーキングと92年ソマリア派遣の
国連仕様の救急車のマーキングが用意されています。

次回は工作のポイントを挙げながら、一気に組み立て終了まで
もちこむつもりです。

←画像をクリックすると大きなサイズで見られます。
（ファイルサイズ：50KB）

(Mar/03/2000)
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